ZION ASSULT TROOPS
MA-08 "BYG-ZAM"

>>大きさ比較(2006.9.9更新)

ビグザム

一年戦争の終戦間際、ジオン公国軍は事態を打開するため対要塞攻略、とりわけ地球連邦軍の本拠地であるジャブローを攻略するための兵器の開発に着手した。圧倒的な攻撃力と防御力を兼ね備えた機体を製作するに当たり、機体は大型化し全高60mにも及ぶ巨大モビルアーマー (MA) として試作機が完成した。巨大な楕円状・円盤型の胴体と、切り離しも可能な2本の脚部を持つ。外見のデザインはジオン公国章をモデルにしているという説がある。乗員は3名であるが、操縦系の切り替えにより1名でも操作が可能である。

複数のメガ粒子砲やIフィールドジェネレーターを有する攻守ともに圧倒的な性能を誇る。それらを稼動させるには膨大な電力を消費するため、4基の超大型熱核反応炉を搭載しジェネレーター出力は140,000kWにも及ぶ。しかし、宇宙空間ではその冷却に課題が残り、本機の稼動時間はわずか20分程度であった。

機体中央部には大型メガ粒子砲を装備しており一撃で戦艦を沈めるほどの破壊力を有する。また、胴体部には水平360度全方位に計28基のメガ粒子砲が張り巡らされ、敵地にて一斉掃射することで壊滅的なダメージを与える。脚部には片足3本のクローが設置され、射出することで対空ミサイルとして機能する。また、近接防御用に105mmバルカン砲を2門有する。

防御用にIフィールドジェネレーターを搭載しており、中長距離からのビーム兵器を完全に無効化する。ただし、ゼロレンジでのビーム攻撃や実体弾兵器の攻撃には無力であり、モビルスーツの護衛が求められる。

当初の計画では量産化及び地上での運用を検討されており、宇宙空間からジャブローへ向け降下させ、迎撃部隊の撃破及びジャブローを覆う森林を薙ぎ払い隠された侵入口を発見するだけの能力と稼働時間を求められたが、試作段階でジオン公国が敗北してしまい、完成・量産化までには至らなかった。
                                                    (ウィキペディアより引用)
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