E.F.S.F.
FA-78-1 GUNDAM
FULL ARMORED TYPE
■FSWS計画
フルアーマーガンダムはRX-78ガンダム以降の新型モビルスーツ生産計画によって生み出された試作モビルスーツの一つである。一年戦争末期に連邦軍内で極秘裏に開発が進められた。これはFSWS (フルアーマーシステム&ウエポンシステム) と呼ばれるRX-78の改良プランに乗っ取っており、簡易装着型の増加装甲と武器で身を包んでいる。装甲により重量は増したものの、装甲自体に装備された補助推進装置によって機動性を損なわずに耐久力を強化することに成功している。武装もどれも強力で、当時の携帯兵器としては破格の火力を持つ「2連装ビームライフル」、肩部から小型ミサイルを発射する「ミサイル・ベイ」、背中に装備された「360mmロケット砲」などその火力は宇宙戦艦1隻分の戦力に相当する。ニュータイプ部隊による集中運用も計画されていたが、そのハイスペックゆえに生産は難航し、戦力化される前に終戦を迎えた。

この機体は戦後、連邦軍が公開した数枚の写真によってその存在が明らかになった。だが、フルアーマーガンダムの実在を証明するには矛盾点も多く、実際には広報を目的としたシミュレーション画像である、と判断する専門家が多い。

しかしながら「既に完成されたモビルスーツにさらに増加装甲を取り付けることで性能向上を図る」というアイデアそのものは、モビルスーツ開発スタッフにとってオーソドックスなものだった為か、一年戦争の後に開発されたモビルスーツの中には、FA-78のような増加装甲プランが提案されている機種も少なからず存在する。                    
                                                      (ウィキペディアより引用)
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